肉を先に食べるといいのは血糖が抑制されるから やせホルモン「インクレチン」が肉の脂質に反応

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最先端の医療にもとづいた正しい食べ順は「ミートファースト」だった(写真:takeuchi msato/PIXTA)
ダイエットのために野菜を先に食べている方も多いかもしれない。しかしダイエット外来医師の工藤孝文氏は「肉こそ先に食べるべき!」と断言。その理由を『午後3時に食べるだけダイエット やせるスイーツ』よりご紹介する。

肉好きさんはこれまで、大好きなお肉を後回しにして、健康のため&ダイエットのためにと、ベジファーストでがんばってこられたのではないでしょうか。

でも、ベジファーストはもう古い!

最新の研究をベースにした食べる順ダイエットの新常識では、肉→野菜→ご飯です。この順番で食べると、次のような素晴らしい5つのやせ効果があります。

代謝がアップ

・血管が広がり血流アップ

・消化がゆっくりになり、お腹が空きにくい

・食欲がダウン

・脂肪分解がアップ

食欲抑制効果と高い満腹感

ミートファースト理論をわかりやすくお伝えすると、肥満の原因は食後の血糖値の上昇ですが、食事をミートファーストにすると、血糖値の上昇がおさえられて太りにくくなるのです。食欲抑制効果と高い満腹感が得られるのも特徴です。

このしくみは、次の5ステップになります。

①肉を食べる

②血糖抑制作用がある消化管ホルモン「インクレチン」がすい臓に働きかける

③血糖値を調整するホルモン「インスリン」を必要に応じて増やす

④血糖値を上昇させるホルモン「グルカゴン」の分泌をおさえる

⑤やせる!

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