ソニー音楽配信撤退は「大決断」の前触れか

独自音楽配信を停止、Spotifyに統合へ

SENはもともとゲーム機専用提供されていたPlayStation Network向けのメディア配信サービスを拡張し、スマートフォン、タブレット、テレビ、オーディオ、パソコンといった全ソニー製品を”つなぐ”サービスとしてリブランドされた経緯があった。

再びPlayStationブランドへと切り替える背景には、プレイステーション事業が好調であることに加え、製品戦略やグローバルの経営環境変化からSEN構想が行き詰まっていたことなどがありそうだ。

不採算事業徹底見直しの前触れ?

Xperiaシリーズの命運は?

ソニーはこの春、平井一夫社長体制となってから4年目を迎える。かねてより「3年後の数字で評価して欲しい」と話してきた平井社長は、過去1年で選択と集中を進め、この半年はデジタルイメージング事業とゲーム事業へと集中しようとしているように見える。今回の発表も、そうした一連の動きに沿ったものと見ることができる。

スマートフォンを巡る事業環境は大きく動いている。今回の発表は音楽配信サービスの事業提携とブランド再編でしかないようにもみえるが、昨今のネットワークサービスとハードウェアは、一体化した戦略が求められる。つまり、ネットワークサービス再編は、「次の発表の前触れ」と捉えることもできるだろう。春に向けて、さらに大きな事業再編を決断するとしても不思議ではない。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • コロナ後を生き抜く
  • 最新の週刊東洋経済
  • 占いのオモテとウラ
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
脱・ストレス 不安加速社会<br>への4つの処方箋

コロナ禍で、人と会ったり飲み会をしたりといった従来のストレス解消法がしづらくなっています。そんな今だからこそ、「脳」「睡眠」「運動」「食事」の専門家が教えるコンディショニング術でストレスフリーな状態を目指しましょう。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT