ソニー音楽配信撤退は「大決断」の前触れか

独自音楽配信を停止、Spotifyに統合へ

Spotifyは「音楽効き放題サービス」の最大手だ(写真は同社のベルリンオフィスの様子:picture alliance/アフロ)

ソニー子会社のソニーネットワークエンターテインメント(SNEI)は2015年1月28日、スウェーデンを本拠とする加入型音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」とグローバルで戦略提携することを発表した。

今春から南北アメリカ、欧州、アジアなど41の国と地域でサービスを開始する。これに伴い、ソニーはPlayStation Networkを通じてSpotifyを「PlayStation Music(PS Music)」のブランドで提供する。PlayStation Networkはゲームファンを中心に世界中に6400万人の加入者を持っている。

Music Unlimitedは3月29日に停止

ソニーはこれまで加入型音楽サービス(月額料金を基本として音楽が聴き放題となるコンテンツサービス)を「Music Unlimited」のブランド名で独自展開してきた。3月29日をもって、Music Unlimitedはサービスが提供されている19カ国すべてで停止され、購入済みの加入権はSpotifyをベースとするPS Musicへと引き継がれる模様。ソニーはPS Musicに対応する機器としてプレイステーション、Xperiaスマートフォン/タブレットを挙げており、今後、対応機器を増やしていく予定だ。

また音楽サービスの核となる部分をSpotifyに切り替えただけでなく、これまでSony Entertainment Network(SEN)として展開してきた映像配信サービスも”PlayStation”ブランドへと衣替えする。Video Unlimitedブランドは今後、PlayStation Video(PS Video)という名称に変更される。

それ以外のSEN関連サービス(ウェアラブルデバイス連携や写真共有サービスPlayMemories Onlineなど)のブランディングについては、現時点では触れられていない。

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