崖っぷちOLが土壇場で編み出した勉強法とは

いったん知ったらやめられない、知識がつながる快感

何日もかけてああでもないこうでもないと復習し、新しいものをアウトプットする工程で、自分の中で薄ぼんやりとしていた知識が、ばばばばっば~とすごい勢いでつながりだした。実生活でも「ああ、授業でやったあのことか!」と気づくことが増えた。この方法、イケるかも!? 

それ以降、どの授業でも、振り返りアサインメントは絵で提出することを許してもらった。そこまでしないと自分の脳みそに入らなかった。

絵で表すためには、授業をちゃんと理解しなければならない。マンガを描いていた頃と同様、なるべく早いうちに授業内容を復習し、図解にできるものは図解化し、前回の授業と今回の授業がどうつながるのかということなどを整理するよう心掛けた。

アウトプットは、恥を忍んで公開すべし!

図解にすることは私には合っていたし、幸いなことに模倣困難性が高いので希少価値も高い(たぶん)。紙1枚にまとめた自分の振り返り図解アサインメントは、いつも締め切りギリギリに完成した。

物を作ったことのある人はわかるかもしれないが、自分の作品が完成したときは、たとえ1円の得にもならずとも、脳内に変な物質が出てきて「見て見て見て~」とラリってしまう。

そのラリった状態のまま、振り返りの図解はいつもクラスのメーリングリストに投稿していた。反応してくれる人は何人かいて、そのたびに私の承認欲求は満たされた。いつも「読者がいる」という前提で続けられた。

わかったこと。インプットやインプットしたふりだけじゃ駄目だった。新しい概念は、文章にするなり図にするなり人に話すなり、一度自分の頭を通してアウトプットする機会を持ち、実生活で使わないとなかなか自分のものにならない。どれだけ立派な本を本棚にそろえても、ね。

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