ランドセル選び「GWがピーク」親もヘトヘトの実態 年々早まり「年中さん」から検討する人もいる

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実際、ランドセルの平均購入価格は、2018年の5万1300円から毎年1000〜2000円ずつ値上がりし、2022年は5万6425円。また、2018〜2020年の最多購入金額価格帯は4万円〜5万4999円台だったが、2021年以降は6万5000円以上の商品を買った人が最多、続いて5万5000円〜6万4999円が続き、全体的に高額化が進む。2022年に6万5000円以上の商品を購入した割合は3割以上を占める(ランドセル工業会調べ)。

さらに、「ラン活が早まったことで、4月までに終わらせる人、5〜6月に購入する人、夏休みに祖父母に買ってもらう人、年末の安いときに狙う人と、結果1年中ランドセルを売らないといけなくなっている。展示会を1カ月早めても、結局、後ろに展示会を増やしているメーカーもある」(安田さん)

同社では、昨年12月に今年の春入学予定の子ども向けに、オンライン展示会をやったがそれも大盛況だったといい、ラン活の多様化が進んでいる。

「周りに流されずラン活を楽しんでほしい」

「合同ランドセル展示会の来場者は『浮動票』と言われているんです。『普段地元にはないメーカーが見たいから』『会場に行けば何かあるだろう』と、会場でカタログを集めている人も多く、昔の自分のように1日で決めたい人たちもいる。

ラン活が過熱しすぎたことで、『ラン活と距離を置きたい』という消費者の声も聞かれるようになった。本来、ランドセル選びはもっと楽しむべきもののはず。周りのママたちやSNS上の意見などは気にせず、みんな純粋にランドセル選びを楽しんでほしい」

小学校入学は、子ども本人にとっても保護者にとってもビッグイベント。ランドセル各社も6年間ずっと気に入って使ってもらえるように、心を込めて作っている。

子どもの成長を喜び、見守り、わが子の大きな節目を彩る楽しいイベントとして、一生に一度のランドセル選びを楽しんでほしい。

吉田 理栄子 ライター/エディター

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よしだ りえこ / Rieko Yoshida

1975年生まれ。徳島県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、旅行系出版社などを経て、情報誌編集長就任。産後半年で復職するも、ワークライフバランスに悩み、1年半の試行錯誤の末、2015年秋からフリーランスに転身。一般社団法人美人化計画理事。女性の健康、生き方、働き方などを中心に執筆中。

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