ダンサーSAMが60歳を超えても現役でいられる訳 ジェロントロジー(加齢学)で知った「対策法」

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ポジティブに年をとるためには、どうすればよいのでしょうか。60歳を迎えたTRFのSAMさんが、年齢との向き合い方について教えてくれます(撮影:皆川 聡)
昔と比べると疲れやすくなった気がする。昨日の疲れがひと晩寝てもまだ残っている……。そんな悩みをお持ちの方は多いのではないだろうか。
60歳を迎えてなお現役ダンサーとして活躍するSAM。そんな彼が初めて加齢による衰えを感じたのは47歳を超えた頃。このままではまずい。もっとずっと踊り続けたい。そこから、自分の体について今まで以上に興味を持つようになったそう。そんなときに出会ったのが「ジェロントロジー(加齢学)」でした。
新刊『いつまでも動ける。』では、ジェロントロジーの学びをもとに、自身が実践してきた「いつまでも動ける秘訣」をあますことなく披露。本稿では、同書から一部を抜粋し、お届けします。

ジェロントロジーとは、ひと言でいうと、人間がポジティブに歳をとることを何よりも大切にしている学問です。ギリシャ語の老人(geron)と学問(logy)を組み合わせた言葉で、日本語では加齢学とも訳されます。

免疫に関する研究で知られるロシアの生物学者、イリヤ・メチニコフが1903年に提唱しました。ちなみに、彼は1908年にノーベル生理学・医学賞も受賞しています。

大事なのは心・体・美のバランス

では、ポジティブに年をとるためには、どうすればよいのでしょうか?
そのためのヒントが、心・体・美のバランスです。人間には、年をとるにつれて、さまざまな変化が生じます。その変化のなかで、いかにこの3つのバランスを保つかが大切なのです。

一番わかりやすいのは、体の変化です。視力が低下したり、筋力が衰えたり、以前は簡単にできたことができなくなったりもするでしょう。急激に体が衰えてしまうと、心が追いついていかず、ふさぎ込んでしまう人もいるかもしれません。

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