蘇ったJクルーが起こす、"ファッション革命"

オバマ夫人、キャサリン妃までがファンに!

Jクルーのクリエイティブ・ディレクター、ジェンナ・ライオンズ(写真:REX FEATURES/アフロ)

時代と共にファッションは変わるが、最近は以前取り沙汰されていたような「高級感」とか「美しさ」がもう面白くなくなってしまったことがトレンドだろう。

Jクルーのクリエイティブ・ディレクターであるジェンナ・ライオンズが、「今、最もクールな女性」と言われているのもそのあたりに関係している。

ジェンナ・ライオンズは、アメリカン・ファッションの王道を行っていたJクルーを数年前にすっかり転換させた超本人として知られている。

キャサリン妃までがJクルーファンに!

それまでのJクルーと言えば、かつてのヤッピーやプレッピー・ファッションの代表的存在で、東海岸風のきっちりした装いにカジュアル味を加えたタイプ。何と言っても、トラディショナルで安全な雰囲気が主流のものだった。メールオーダーで注文しても、想像通りのものが手もとに届く「いつまでも同じファッション」だったのだ。

ところが、ライオンズがクリエイティブ・ディレクターに就任した2008年から、その内容ががらりと変わる。トラディショナルな雰囲気は残しながら、新鮮なパターンや装飾のついたジャケットやシャツ、今までになかったような新奇な素材を用いたスポーツウェア、キラキラと目立ち装いに強力なアクセントとなるアクセサリーなどが次々と出てきたのである。

何と言っても、これらのアイテムは自分なりに組み合わせて、誰にも真似できないようなコンビネーションを生み出すことを可能にした。「安全だけれど退屈」なファッションから、「エキサイティングで無限の楽しみ方がある」ファッションへと見事に変身を遂げたのである。

Jクルーのファッションは、セレブから学生まで幅広く着られるというのも特徴だ。セレブで言えば、大統領夫人のミッシェル・オバマは大統領の2回の就任式でJクルーを身につけて登場した。アメリカン・ファッションへの肩入れが感じられる演出だったが、同時にオートクチュールでもない普通のファッション・ブランドが、こんな華やかな舞台にも合うことを実演してみせた。イギリスのキャサリン妃もファンのひとりである。

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