品薄で争奪戦、「中古ランドクルーザー」の狙い目 「古いほうが安い」が決して当てはまらない

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(写真:OCEANS編集部)

つまり、自分がマイカーに求める条件の優先順位を十分考慮して選ぶ必要が車でもあるのだ。

「しかし、ランクルシリーズの中でも名車と称されるのがこの60系、80系であり、もし所有する条件さえ合えば、満足感は極めて高いことは間違いありません」。

プラド系で圧倒的人気は、90系と現行型の150系

もちろん、ランクルよりもカジュアルなランドクルーザー・プラド系の人気も高まっているという。

「プラドはフロントサスペンションがリジットじゃなく独立懸架だから、かつて本気のオフロード4WD乗りからは敬遠されたりしました。

しかし、プラドでも普通車では走行困難な悪路をグングン進んでいける走行性能は有しています。そんなランクルを乗用車感覚でも乗れるというのが、プラドの魅力です」。

同社がカスタムした90系(写真:OCEANS編集部)

中でも90系と、現行型の150系は最近特に人気だそうだ。「90系はサイズ感もちょうど良いんです。また搭載されたガソリンエンジンも3.4Lと2.7L。ランクルよりは小排気量ですから自動車税も安いし、駐車場問題で悩むことも少なく、街中でも扱いやすいモデルです」。

ほんの数年前までは価格もお手頃で、知る人ぞ知る人気車だったそうだが、「新型コロナ感染拡大以降は人気が高くなってきて、最近中古車価格も上がっています」。

プラドでもうひとつの人気モデルは、現行型である150系。

大人気の150系(写真:OCEANS編集部)

4Lと2.7Lのガソリンエンジン、さらに2015年には排ガス規制をクリアする2.8Lディーゼルが、4Lガソリンに代わって用意された。

特にフロントマスクのデザインが変わり迫力が増した後期型は、大ヒットしているという。「ウチではカスタムした新車も販売しているのですが、新車:中古車の割合は8:2〜9:1くらい。それほど150系の新車は人気です」。

実は、中古車の値がなかなか下がらず、新車とほとんど販売価格が変わらないケースもあるとのこと。それならばと、フレックス・ドリームでも新車の購入をお勧めしているという。

同社がカスタムした150系の新車(写真:OCEANS編集部)

また現行型ということもあり、カスタムパーツがどんどん登場していて豊富なのも人気をさらに後押ししているようだ。

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