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ユーレイルパスで巡る3500キロの旅 ヨーロッパの美しい村30選を訪ねて

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ヨーロッパを鉄道で旅したことがある人なら「ユーレイルパス」の名を、一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。加盟するヨーロッパ各国の鉄道が期間中全線乗り放題となるパスだ。2016年5月に行われたユーレイル社主催のプレスツアー「JATA(日本旅行業協会)選定・ヨーロッパの美しい村30選を訪ねる旅」を通じ、このパスを使った旅の楽しみ方や利点をご紹介しよう。

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旅の始まりはベネチア。ここから夜行列車でウィーンへ向かう。ユーレイルパスのうち、任意の日付を選択することができる「フレキシー」タイプのパスは、19時以降出発の場合は翌日の日付で利用できるため、夜行列車の利用に最適だ。

特別料金必要な列車もパスの利用者なら不要

翌朝は急な線路工事の影響で、2時間50分遅れでウィーンに到着。ここからオーストリアの特急列車レイルジェットに乗り、ハンガリーのショプロンを目指す。乗車券以外に特別料金が必要な列車だが、ユーレイルパスを持っていれば不要だ。

(写真左)レイルジェットへようこそ!(写真右上)オーストリア─ハンガリー国境付近の車窓風景(写真右下)ショプロンへ向かう私鉄GYSEV鉄道のディーゼルカー

ショプロンはオーストリアとの国境に位置する町。中心には火の見の塔と呼ばれる塔が建ち、最上部の展望台からは町を全方位見渡すことができる。旧市街はそれほど大きくないので、ブラブラ歩いても2~3時間で回れてしまう。この日はショプロンから約20km離れたエステルハージ宮殿まで足を延ばした。

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