財界の第一線で活躍する経営者はどの高校を卒業したのかは、出身大学に比べてあまり知られていない。プロフィールとして公表することがほとんどないからだ。
そこで本誌では会長、社長の出身高校を独自に調査した(上場企業のうち、売上高、営業利益規模の大きい企業が対象。詳細は下表注を参照)。その結果が下表だ。東京、東日本、西日本と地域別に、主だった会社の会長、社長の出身高校を掲載した。
今回判明したのは274人。学校別に集計したところ、最も多かったのは慶応義塾高校だ。高島屋の鈴木弘治会長や東京海上ホールディングスの永野毅社長、トヨタ自動車の豊田章男社長などがおり、業界で見ても小売りや金融、メーカー、ゼネコンなど幅広い。
2番目に多かったのは、福岡県の修猷館だ。安川電機の津田純嗣会長や、ふくおかフィナンシャルグループの柴戸隆成社長のように福岡を地盤とする企業だけなく、小田急電鉄の大須賀賴彦会長や、武田薬品工業の長谷川閑史会長のように、東京や大阪に本社を構える企業のトップも輩出している。
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