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北海道札幌で名門2高の学力に差がついた理由 北大にこだわる北高だが、道外は札幌南が圧倒

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北海道最大の都市である札幌。日本で5番目となる約200万人の人口を擁するこの街でも、名門校の熾烈な争いが繰り広げられている。1895年に札幌尋常中学校として設立された北海道札幌南高校(以下、南高)と、1902年に札幌高等女学校として設立された北海道札幌北高校(以下、北高)だ。この2校が今も昔もツートップとして君臨している。

南高は札幌中学校、札幌第一中学校、札幌第一高等学校への改称を経て、50年から現在の名称へ。同時に男女共学制となった。北高も札幌女子高等学校への改称を経て50年から現在の名称となり、同じく男女共学制になった。

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北海道は1869年、明治新政府により開拓使が置かれて以降、一貫して「官」による統治が行われてきた。高校においても私立より、この2校に札幌東高校と札幌西高校を加えた4校を中心に、公立の存在感が強い。

共に110年以上の歴史を持つ南北両校は、政財界などに著名な人材を幅広く送り込んでいる。

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