「海外展開だって、戦略的に考えて、ユーザーの気持ちを変えてやろうとしてやっているわけではない。たしかに、海外版のサービスへのアクセスは着実に伸びてきていて、中でも東南アジア、台湾からのアクセスは多いけど、そうやってユーザーから“早く来て”と急かされて外に出ていっている感じ。ゲーム実況のコーナーは見た?企画が始まる前からもう盛り上がっているよ」
――日本のコンテンツやサービスがアジアに受け入れられるにはどうすればいいでしょうか。
「AFAはプロや企業が作ったコンテンツと、ニコニコのようなユーザーが作ったユーザージェネレーティッドなコンテンツが入り交じっていて、そしてこれだけ盛り上がっている。これは日本ならではのスタイルで、それをそのまま持ち込むことが、アジアの人に楽しんでもらえるポイントかもしれない」
「あと、会場に来ているひとの中には、日本のアニメを日本語で見るために日本語を勉強したり、“キターーー”とかネットスラングも分かって使っている。一方で、ニコ生とかで自分たちを発信するのはこれから。10年前ぐらいの日本の状況と似ている」
――AFAはジャカルタでも開催されていますね。
「ジャカルタにも、興味はある。日本のサービスとか日本食がすでに出て行っているから、ニコニコ国会議が出ていく可能性はあるだろうね」
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