不吉?日経平均とNYダウが交わるとき

2013年の悪夢再来か、新たな兆候か

その後、2013年12月に日経平均は1万5000円台でダウに再度接近。だが、抜くことはできず、2014年の年明け大発会は382円安で始まった。結局大発会は、2014年前半の低迷相場を作ることとなり、日経平均はダウの下に位置する関係が今まで続いている。

つまり、日経平均とダウには「上下関係」があり、その関係を破るか近づくと直後に日経平均に「天罰」が下るようにも見える。果たして、日経平均がダウ平均を上回るのは「タブー」なのか?

2000年以降ダウが日経平均を上回ったのは、2002年

歴史を見て見よう。1965年(昭和40年)1月にNYダウは史上初めて900ドルに乗せたが、その後わずか100ドル上の1000ドルに乗せるのに、なんと7年後の1972年(昭和47年)11月を待たねばならなかった。

しかも、次の1100ドルを超えたのは、さらに長い10年を要する1983年(昭和58年)2月だった。直前の1982年8月12日に776ドルの安値をつけた時、人々は「ダウは死んだ」と叫んだ。

このダウが死んだ日の日経平均は6954円だった。日本バブルのピーク1989年12月29日の38915円87銭の日、ダウは2753ドル、まさにケタ違いの関係だった。日本栄光の時代だった。

これが2002年2月第1週に日経平均9791円、ダウ9907ドルとなる。この年はダウも低迷したため、再び日経平均が上回り、景気の底入れと共に1万8000円台に切り返す時、ダウは1万3000ドル前後の展開となっている。

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