トップ3人が毎日2時間ランチをする上場企業はないでしょう--牧野正幸・ワークスアプリケーションズCEO(第4回)

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--経営者の方々が毎日ランチミーティングをしているというのは本当ですか。

はい。毎日トップ3人がランチをしている上場企業はないでしょうね。当社は創業時から、私と阿部孝司、石川芳郎による完全なパートナーシップ経営です。

お互いが部下でも上司でもないので、一体化が必要なんです。ちなみに、われわれはもともと友達でも仲の良い同僚でもありません。彼らと晩御飯を食べたことは10回もないですね。プロとして尊敬して来てもらったんです。彼らがいなければこの会社は成立していなかったでしょう。

現在、私は製品の開発部門とリクルーティング部門を、石川は顧客サービス部門とコンサルティング部門、阿部は営業ともう一つのコンサル部門を見ています。各々の領域のジャッジはそれぞれが決めます。基本的にお互いのジャッジには不可侵ですが、創業2~3年目ごろまではジャッジは一致していました。

ところが、社員が100人を超えたあたりから用があるときだけミーティングをするようになり、半年経つ頃にはジャッジにギャップが出てきたんです。創業時はつねに近くにいて問題を絶えず共有していたので、ジャッジが狂うことがなかったんですね。毎日ありとあらゆる雑談をし、情報共有をしていないとあっという間にギャップが出てしまうので、3人で毎日ランチミーティングをすることにしました。

13~15時の2時間、用があろうがなかろうが必ず集まります。

--毎日2時間も一緒にいて、話すことはなくならないでしょうか。

話すことがなくなるくらいでないとだめなんです。「最近つまんないよね」とか「掃除が行き届いてない」とか、雑談することでお互いの考えていることがよくわかったりするんです。

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