トップ3人が毎日2時間ランチをする上場企業はないでしょう--牧野正幸・ワークスアプリケーションズCEO(第4回)

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 私の直轄部門であるアドミンスタッフと呼ばれる社員は、業務のサポートをしながら社内コミュニケーションの活性化を促すことがミッションなのですが、彼女たちにもひたすら雑談しなさいと言ってますね。雑談はスカンクワークの1つです。当社では、アウトプットに直接関係のない仕事をスカンクワークと呼んで奨励しています。

私は1つの仕事に時間をかけません。エンジニア時代も納品するものには2割しか時間をかけず、残り8割の時間はスカンクワークをしていました。職種にもよりますが、経験上、エンジニアとコンサルティングは間違いなくスカンクワークが本業に役立ちますね。優秀な人間はスカンクワークをしている時間が長いですよ。

長時間労働はズルです。真夜中まで仕事をする人間は、アウトプットしなくても自己満足度が上がって頑張っていると思い込んでしまいます。提出しなければいけないもののアウトプットに7割以上の時間をかけている人は、絶対に成長できません。

(撮影:尾形 文繁)

まきの・まさゆき
1963年2月、神戸市生まれ。株式会社朝日工業、株式会社ソフトエンジニアリング、ITコンサルタントを経て、96年にワークスアプリケーションズを設立、副社長就任、01年代表取締役CEO就任。創業5年でJASDAQ上場。統合基幹業務パッケージソフト市場において国産パッケージで最大手。同社は独自の人事戦略でも多くの注目を集めている。

■CEOへの道は、エグゼクティブ向けの人材会社・経営者JP主催のセミナー「トークライブ・経営者の条件」との連動企画です。
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