インドへの長期出張者をどのようにケアすればいいのか?

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■日本人街(Japanese township)が出現!?

--インドの成長とともに、街全体でみても滞在しやすくなりつつある、ということですね。

そうですね。もちろん出張者の本音としては、「出来るだけ楽しむ、でも早く帰りたい」という感じだと思います。私が「明日帰るんですよ。」というと、皆さんから「いやー、いいですねー、いいですねー。」と、一様にうらやましがられました。

日本食レストランなんかも増えてきていてそれなりに出張インフラは整いつつありますが、やはり泊まる場所が重要です。特に一人で長期出張する場合、日本人向けゲストハウスがあれば、日本人同士でコミュニケーションが取れるので、精神的に助かるはずです。

先日も日立ライフが日本人長期滞在者向けホテルをオープンさせましたが、日本人向けにサービスを行うという形態は今後も増えていくと思います。

また、ハリヤナ州政府がデリー北西部ロータクに日本人街の建設を検討していると報じられています。「日本人街(Japanese township)」、すごい響きです。本当にできるかどうかは怪しいですが、こういったサービスが増えるのは、出張者にとってありがたいことです。積極的に利用してみるとよいと思います。

(聞き手:東洋経済HRオンライン編集部:田宮寛之 須貝氏撮影:尾形文繁、写真は本文とは関係ありません)

すがい・しんいち
1973年生まれ。法政大学英文科卒業。外資系IT企業、インド関連コンサルティング会社にて取締役として事業の立ち上げ等を経て、現在はネクストマーケット・リサーチ代表取締役。中小企業診断士。

ネクストマーケット・リサーチ
インド・南アジアの企業・金融・経済情報の提供のほか、インド進出支援コンサルティング、インターネット関連事業などを行っている。http://nm-research.com

人事・労務が企業を変える 東洋経済HRオンライン

 

 

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