ドカ食いで後悔する人を救う「増やす」食事方法 やせたいならむしろ食事回数を一日6回に
高タンパク質低脂肪ヨーグルトもいいですし、「咀嚼を考えて、間食はサラダチキンや蒸したサツマイモにします!」との発想までくれば、もう最高。置き換えの概念を超えて攻めの姿勢に入っている証拠。
菓子パンから飛び級的にサラダチキンに変えてもいいですが、途中で挫折してすべてを放棄する以上に無意味なことはありません。グラデーションをきかせ細かくカードを切っていくくらいで、いいのです。大丈夫、それでもカラダは絶対に変わりますから。
現状、一日1〜2食で間食を入れる習慣がない人は、もしかしたら「食べる」を増やすのが苦痛に感じるかもしれません。その場合は、仕事の合間にプロテインドリンクを飲むなど超少量の栄養摂取を付加するところから始めてみましょう。
こまめな栄養摂取の目的はいくつかあります。Pを増やす過程でもお伝えした通りカラダはつねに生まれ変わっています。ボディメイクの観点で言えば、筋トレによって刺激を受けた筋肉はタンパク質摂取によって成長していくわけで、定期的に材料を届ける必要があるのです。それとは別に、空腹を強めないというのもとても大事な目的です。
ドカ食いのトリガーとなる「強烈な空腹」を防ぐ
ダイエットの挫折を引き起こすドカ食いのトリガーは、強烈な空腹。お腹が空いた状態で買い物に行くと、意志では制御できずに必要以上の食べものを買ってしまう、あの嘆きのルーティンから逃れるためには、こまめに食べることにより空腹を感じさせない工夫が必要となります。
ということで筋肉をつけるためにも、体脂肪を落とすためにも、食事回数を増やしたほうがいいのは明白。ただ、いわゆる「1食」を増やすのは手間も時間も費用もかかって厄介なので、少量の栄養補給を高頻度にして手を打ちましょう、というお話なのです。
間食の質を整えれば、朝昼晩の食事量にも変化が出てきます。が、食間の間隔が空いてしまうことも往々にして起こります。そんなときは仕事の合間に飲むコーヒーやお茶などにMCTオイルを数滴垂らすだけで、空腹を抑える効果だけでなく脂肪燃焼を得られます。
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