金融制裁でロシアは自身の外貨準備半分は使えず 外貨準備使えず市場介入できずにルーブル暴落
ロシアのリセッション(景気後退)は避けられない
ロシアが持つ別の資産も数日以内に米欧により厳しい検証を受ける可能性がある。国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)だ。最新データによれば、ロシアのSDRは1月末時点で214億ドル相当。世界各国の大半がウクライナ支持に回る中、こうした資産へのアクセスも制約を受ける可能性がある。
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ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のスコット・ジョンソン、ジェイミー・ラッシュ、トム・オーリックの3氏は「ロシアは金融危機に入っており、これがどれぐらい深刻になり、長期化するかが問題となっている。銀行セクターを支えるのに極めて重要な準備資産へのアクセスを遮断し、西側諸国の対ロシア中銀制裁は転換点となった。ロシアは避けられないリセッション(景気後退)に直面している」と指摘した。
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原題:Central Bank Sanctions Breach Fortress Russia, Halt Intervention(抜粋)
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著者:Michael Heath、Garfield Reynolds
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