また自身がクビになるリスクがある外資系に勤めているせいでしょうか、同じ外資系に勤める男性を嫌厭するきらいがありました。
こういった男性とはどこで知り合うかというと、大学時代からのつながりが多かったのです。
そして、そこで私は気づいたのです。
私が負け組とかそういうことではありません。やめてください。
外資系に勤めている女性というのは、学生時代から自分のキャリア設定をしっかりと行っているというこです。
お恥ずかしい話、私は大学生時代に「外資系がなんたるか」も知りませんでした。キャリア設定も
「グローバルなサムシングでイケてる仕事をしたい」
とかそんな程度でした。
しかし、彼女たちは学生時代から将来を見据え、女性が働きやすく活躍しやすい外資系を選び、働いていく中できちんと人生の伴侶を見つけていきます。
数ある選択肢の中で、“働く女性になる事”を選んだわけです。
見えない3年後を考えることの意味
私がいた外資系企業では年に1度、従業員の目標設定を上司とともに行っていました。そこでは、目標設定の中で今後3年間でどういったキャリアを築いていきたいかというキャリア設定も含まれていました。
当時の私は日々の仕事にいっぱいいっぱいで、将来のキャリアなどまったく考えていませんでした。
目標設定のミーティングで私は上司に言いました。
「3年後のことなんてわかんないっすよ」
失笑ものです。上司も失笑です。
しかし彼も言いました。
「確かに3年後のことなんて誰にもわからない。俺だって3年後、この会社に勤めているかわからない。
しかし、仕事が人生のすべてではないが、今後のキャリアを考えることは、今後の人生を考えることだ。
自分の人生をどうしたいか。そのために会社というリソースをどう利用できるか考えてみろ」
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