190㎝"小柄"なNBA選手が「歴代最高」になった訳 ノイズを無視して重要なことに集中するには?
現代はチャンスに満ちた時代だといわれますが、その反面、やるべきことや魅力的な情報が多すぎてあれこれ目移りしてしまい、結果、どれもこれも中途半端にもなりがち。
そんな世の中で、本質的なものに焦点を当ててそこに集中するためには、「エフォートレスな精神」が必要だと説くのは、アップル、グーグル、フェイスブック、ピクサーなど名だたる企業のコンサルティングを行うグレッグ・マキューン氏です。そんなマキューン氏がすすめる「5つの日課」とは?
そんな世の中で、本質的なものに焦点を当ててそこに集中するためには、「エフォートレスな精神」が必要だと説くのは、アップル、グーグル、フェイスブック、ピクサーなど名だたる企業のコンサルティングを行うグレッグ・マキューン氏です。そんなマキューン氏がすすめる「5つの日課」とは?
※本稿は『エフォートレス思考』より一部抜粋・再編集してお届けします。
190㎝で「小柄」なNBA選手が採った戦略とは?
NBA選手のステフィン・カリーは高校生の頃、父親の出身校であるバージニア工科大学のバスケットボールチームに入ることを夢見ていた。ところがバージニア工科大学は、彼のスポーツ奨学金の申請を却下した。理由は、彼の体格が小さいことだった。
身長190センチ、体重83キロの彼の体は、体格の大きな選手が増えているバスケットボールの世界で、不十分だとみなされたのだ。2009年にカリーがNBA入りした時点で、NBA選手の平均身長は約2メートル。身長210センチのレブロン・ジェームズや、体重140キロのシャキール・オニールと比較すると、彼の体はたしかに大きいとはいえない。
小柄なNBA選手は、身軽さを生かしてアジリティを訓練するのが通例だ。だがカリーは、別のアプローチをとった。脳のトレーニングにフォーカスしたのだ。
専属トレーナーを務めるブランドン・ペインのもとで、カリーは認知能力を高めるための特別訓練をこなした。
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