米政権高官ロシア軍撤収開始の主張は虚偽と指摘 逆に最大7000人の兵士を増強していると語る

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ウクライナ国境周辺に配備のロシア軍撤収を開始したとの同国の主張について、バイデン米政権の複数の高官は16日、虚偽だと指摘した。ロシアは逆に最大7000人の兵士を増強しているという。

米国の想定によれば、ロシアは引き続きウクライナ侵攻のための虚偽の口実を探っており、具体的には同国東部ドンバス地方での挑発や、北大西洋条約機構(NATO)ないしウクライナ側の軍事活動などが考えられると高官は語った。

ロシアのプーチン大統領Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

ロシア政府はウクライナ侵攻の計画を繰り返し否定し、米国の警告は「ヒステリー」だと批判。16日には、ロシア軍増強が続いているとするNATOの主張もはねつけた。

バイデン政権の分析では、ロシアのプーチン大統領はウクライナ国境周辺に15万人規模の兵士や戦車、大砲などを集結させる一方、NATOに対しては安全保障上の保証を求めている。

原題:

Russian Claims of Ukraine Troop Pullback Are False, U.S. Says(抜粋)

(米国の分析などを追加し更新します。)

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著者:Jennifer Jacobs

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