米医務総監が4歳の娘の新型コロナ感染を報告 ｢われわれは何よりもまず親なのだ｣と心情吐露

米国のマーシー医務総監は4歳の娘が新型コロナウイルスの検査で陽性になったと15日にツイッターで報告し､子供の具合を案じる親の1人として心情を吐露した。

マーシー氏は｢陽性となった娘の検査結果を見て､私も多くの親と同じように自問した。子供は大丈夫だろうか？子供を守るために何かもっとできたのではないか？私のせいだろうか？こうした瞬間､自分が医師や医務総監であるかは重要でない。われわれは何よりもまず親なのだ｣とツイートした。

健康な子供の感染は通常､大人より重症化しにくいが､マーシー氏は娘について発熱と咽喉炎の症状が続いており､｢いつもの元気さがない｣とコメントした。

マーシー氏は子供が病気になることについて考えたことを一連のツイートで明らかにした。各州当局が学校でのマスク着用義務を解除し始め米食品医薬品局（FDA）が5歳未満の子供のワクチン接種をまだ許可しない中で､多くの親が感じてきたことに共感を示した。自分の子供もワクチンを利用できたら良かったとの気持ちを語る一方､5歳未満の子供について｢安全で有効なワクチン｣がFDAの最優先課題であることも承知しているとツイートした。

マーシー医務総監Photographer: Oliver Contreras/Abaca/Bloomberg

原題：Surgeon General Warns on Covid Risk After Daughter, 4, Falls Ill（抜粋）

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著者：Madison Muller