最強の野菜「ケール」40代が食べたほうがいい理由 どこで買う?炒めてもいい?素朴な疑問に回答

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「ケール」が40代に効果があるようです。スゴい栄養価やナイスな摂取法をまとめました(写真:マハロ/PIXTA)
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健康ブームを追い風にスーパーフードが脚光を浴びている。が、選択肢が多すぎて「結局どれが正解? 」と戸惑う人も少なくないはず。

ならば言おう。「ケールで間違いない!」と。

ケールは天然のマルチサプリだ!

「近年、アメリカやヨーロッパでは、新型コロナウイルス感染症の影響もあって、栄養価の高い野菜を摂ろうという気運が高まっています。

当記事は、『OCEANS』の提供記事です。元記事はこちら

そんな中、セレブリティやヨガインストラクターといった健康意識の高い人たちの間で、ケールが改めて注目を浴びているんです」

そう語るのはローフードマイスターであり、自身も毎日のようにケールを食べているという都田恵理子さん。日本では青汁など健康食品のイメージが強いが、欧米では家庭の食卓でもおなじみの野菜だという。

ケールには多くの品種が存在するが、最もポピュラーなのがコラードケールだ。丸みを帯びた柔らかい葉が特徴で、キャベツの外葉に似ている。ほかにカールした縮れた葉を持ち、苦味の少ないプチヴェールや、細長く、黒に近い緑色の葉を持つイタリア原産のカーボロネロも人気(写真:山本雄生)

「丸みのある濃いグリーンの葉と爽やかな苦味が特徴のケールは、キャベツやブロッコリーの原種(※1)であるアブラナ科の野菜。歴史は古く、地中海沿岸で古代ギリシャやローマ時代から栽培されていた最古の野菜のひとつです。

ビタミン不足を補うために船に積まれていたこともあって世界中に広まり、日本には江戸時代に伝わった(※2)といわれています」

特筆すべきは野菜の中でも群を抜く栄養価だ。

「食物繊維をはじめ、7種類のビタミン、5種類のミネラルと抗酸化成分など57種類もの栄養素が含まれています。

それに食物繊維がレタス約2個分、ビタミンKがブロッコリー約2株分というように、栄養価も高いため、普段食べている野菜よりも効率よく栄養を摂取することが可能なんです」

ほかにも40〜50代のオーシャンズ世代にうれしい栄養素も。

「ケールに含まれるマグネシウムは睡眠ホルモンと呼ばれ、自然な眠りを誘うメラトニンの生成にも関わるほか、血中のストレスホルモンの減少も期待できます。

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