「仕事で低評価」悩む人に伝えたい心軽くなる極論 大出世したい人でない限り大した打撃ではない
いつだったか、会社の経営が傾いて大規模リストラをした会社の社員たちが「社名は書けませんが……」と一斉にSNSに書いたことで、話題になって拡散され、結局社名がばれて世論の反感を買うということがありました。それくらい不当な解雇をすると、会社にとってはダメージが大きいです。
ある程度の役職までなら、年齢と共に上がっていく会社もありますし、給与が入社時より下がっていくケースは少ないです。その場合、焦って出世のために業績を残すことより、どれだけ健康に長く仕事を続けられるかのほうが大事です。
毎日普通に働いて相応の給料をもらえるなら、深刻に悩みを抱えてしまうほど気にすることはないと思うのです。会社はお金のために働く場所と割り切って、休日や休暇、終業後の時間を有意義に過ごしたほうがいいと思います。
それでも、普段からミスが多くて、そのうちに仕事で大きなミスを犯すんじゃないか……なんて心配になる日もあると思います。でも、それもそこまで心配することはありません。なぜなら、会社も損失を出すわけにはいかないので、本当に評価が低い人には、会社にとってリスクになるような大きな仕事が回ってくることは滅多にないからです。
そういう意味では、悩むほどの低評価であれば、会社に損害を与えるような致命的なミスも犯す心配がないんです。
大きな損害を出して責任を問われるのは上司
むしろ会社に損害を出せる人って、よほど重要なポジションの人です。漫画などでは「大きな仕事のミスを上司に押しつけられてクビにされ……」なんて話もありますが、そんなに大きな損害を出せば、ミスしたのが部下だとしても、むしろ管理責任者である上司が責任を問われます。
言い方は悪いですが、下っ端1人解雇したくらいじゃ取引先に対してメンツも立ちません。それで部下だけクビになるような会社なら、長く勤めてもろくなことがないので、早い内にこちらから辞めてしまったほうがいいです。
会社のあり方としてそれが良いか悪いかは別として、給料がそこまで高いわけでもない社員であれば、ある程度のミスを黙認して雇い続けたほうが、会社としてメリットのほうが大きいです。低評価はできれば払拭したいところですが、少しチャレンジをしても会社に与える損害が少ないなど、評価が低いうちだからこそできることもあります。
よほどの野心があるわけでないなら、評価に対してあまり深刻になりすぎず、今はその立場を優位に使おうくらいの気持ちでいいと思います。
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