節約の味方「もやし炒め」ベチャッとさせぬ意外技 味を決める要因はフライパンの大きさにあり!

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もやし炒めの材料
もやし       200g
ごま油       大さじ1
しょう油      小さじ1+1/2
みりん       小さじ1
にんにくすりおろし 少々
塩         ひとつまみ
炒りごま      適量

小さなボウルなどにしょう油、みりん、にんにくのすりおろしを混ぜ合わせておきます。炒めものは時間が勝負なので、あらかじめ調味料を合わせておくと、あわてずにすみます。

しょう油、みりん、にんにくのすりおろしを混ぜ合わせます

フライパンにごま油をしき、中火で45秒~1分予熱します。日本のガスコンロには法令でSiセンサーという温度センサーと立ち消え防止装置がついています。これはフライパンの底面温度が220℃に達すると火が自動的に弱くなる仕組みです。このセンサーが働いたらフライパンが充分に温まったというサインなので、もやしを投入します。

怖がって少しずつ入れると油が跳ねることがあるので、一気に入れると安全です

火加減は中火のまま、もやしを広げます。30秒おきにもやしを軽く混ぜながら加熱を続けます。たくさん混ぜたり、鍋をあおったりすると、フライパンの表面温度が下がり、もやしの水分が抜けません。水分を蒸発させることを意識して、じっくりと火を通していきます。

なるべく重ならないように、底に広げることを心がけます

合わせ調味料は2分経過したら一気に加える

2分経過したら、合わせ調味料を一気に加えます。塩ひとつまみも加え、ざっくりと混ぜ、火を止め、器に盛り付けましょう。調味料を加えてから加熱を続けると、もやしから水が出てきて、ベチャっとした仕上がりになってしまうので注意。味付けは最後に! これは炒めものの基本です。

仕上げに炒りごまを振ってください。もやしだけでは淡白ですが、ゴマが加わると咀しゃく感が出るので、自然と噛むことに繋がり、味わいが深まります。

もやしの表面にはかすかに焦げ色がついているはず。鉄板焼屋さんや町中華で食べるもやし炒めがおいしいのはしっかりと加熱され、水分が飛び、味が凝縮されているからです。水っぽくなるのを恐れて中途半端に火を入れると、もやしの持ち味が生きてきません。ステーキの付け合わせなどにも使えるのでおぼえておくといいでしょう。

皿の底に少し汁が出ますが、水っぽくないはず
次ページ次は「もやしの和え物」を作ってみよう
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