泥船から脱出、英ジョンソン首相側近4人が辞任 08年以降ジョンソン氏支えた政策チーム責任者も

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英ジョンソン政権の危機が一段と深刻になっている。首相の最側近4人が相次ぎ辞任した。

ローゼンフィールド首席補佐官と首相の個人秘書官であるマーティン・レイノルズ氏は共に3日夜に辞任。このほかドイル報道官、政策チーム責任者のムニラ・マーザ氏も同日に去った。マーザ氏はジョンソン氏がロンドン市長に就任した2008年以降、同氏を支え協力してきた側近だった。

ムニラ・マーザ氏Source: Bloomberg

新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)中に首相官邸でパーティーが繰り返されていた疑惑を巡り、与党内でも首相批判が広がっており、辞任を求める圧力は強まっている。

ジョンソン英首相に与党議員の怒りが噴出、パーティー疑惑で暫定報告

一連の疑惑は「パーティーゲート」スキャンダルと呼ばれ警察が捜査中。ジョンソン首相が率いる保守党と首相自身の支持率は急低下している。

少なくとも14人の保守党議員が首相に党首を辞めるよう求めるか、首相に対する信頼を失ったと表明。その他の議員は警察の捜査結果が分かるまで判断を保留するとしている。

 

ダン・ローゼンフィールド氏Source: Getty Images Europe

 

原題:Boris Johnson’s Key Aides Quit, Leaving the Premier on the Brink(抜粋)

(第3段落以降に詳細を加えて更新します)

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著者:Alex Morales

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