ネット会議で印象の良い人と悪い人の「4つの差」 「話し方」はもちろんだがそれ以外の要素も重要
もちろん時々でしたら、相手の反応を見るためPC画面を見るのは問題ありません。しかしそれ以外の場合は、カメラのレンズを見ることを、基本の形にするように。カメラのレンズこそ、相手の顔であり目なのです。
PC付属のマイク、スピーカーを使うか否か
オンライン会議では、相手の声は、マイクを通じて収録され、スピーカーやイヤホンで再生されます。自分の声が相手によく聞こえていない、あるいは、相手の話がよく聞き取れなくてストレスを感じたことはないでしょうか? 話す中身がどんなに良くても、お互い聞きとれなければ意味がありません。音の入り口と出口の部分をないがしろにしないようにするのが鉄則です。
マイクやスピーカーはPC付属のものを使うか使わないか。ここで差がつきます。
まずは音の入り口、マイクについて。マイクは、なるべく口に近いところに置きましょう。PCについているマイクも最近は良質なものが増えていますが、声が小さかったりすると口元から離れているためはっきり聞き取れない部分も出てきてしまいます。
私は、聞こえやすさを重視して、歌手が歌うときに使うようなマイクを使っています。ほかにも、スマホで使うような、マイク付きのイヤホンもマイクの位置が口に近づくようにすれば、よりクリアな音を相手に届けられます。
次に音の出口。できる限り相手の話を正確に聞き取るためにもヘッドホンやイヤホンを使いましょう。ヘッドセットと呼ばれる、ヘッドホンにマイクが最初から付いているものは、音の入り口・出口部分の悩みを一気に解決してくれる、優れものです。
オンラインでは対面で話すときよりも、相手が聞き取りにくい状態になっていることが多いもの。そこで、いつもよりも「ゆっくり」「はっきり」話すことを心がけるといいでしょう。だらーっと話すのではなく、話す単語の意味を1つひとつ確認しながらしっかり話すようにすると、スピードも適度に遅くなるはずです。
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