ネット会議で印象の良い人と悪い人の「4つの差」 「話し方」はもちろんだがそれ以外の要素も重要
そうならないよう、ノートパソコンの下に本を置いたり、斜めに起こすような専用のスタンドを使ったりしてカメラが話し手の目の高さに来るよう調整するといいでしょう。ちょっとしたことですが、印象が変わります。
また、画面に占める顔の大きさの割合にも注意が必要です。
お勧めは、バストショットと呼ばれるサイズ。胸から上、頭の上に拳1つ分くらいの空間ができるような映り方です。こちらもテレビニュースでのアナウンサーの映り方を参考にするといいでしょう。
顔は明るく映し、カメラを見て話す
次に大切なのは「光」です。とにかく「顔が暗く映らないように」。オンライン会議でも、話している人の背景が明るく映っていて、その人の顔が暗くぼんやり見えることがよくあります。テレビニュースでアナウンサーの顔がぼんやり見えていたらどうでしょう。話す内容や説得力にも影響しかねません。
自分が話す部屋に外の光が入る窓があれば、できればその窓を正面に見るように座るといいでしょう。外の光が顔を自然に照らしてくれます。
夜はもちろん、昼でも十分な明るさがない場合は照明が必要になります。照明は、少し離れたところにできれば自分の目の高さよりも少し上に設置するのがよいでしょう。顔の近くの真正面に置くと、光が強すぎて顔がテカる場合もあるからです。
また照明の色も青白い光よりも少し暖かい色のほうが顔色はよく映ります。
カメラをしっかり見て話しましょう。シンプルですが、最も大切なことです。
多くの方は、カメラではなく、「PC画面に映る相手の顔」を見がちです。
気持ちはわかります。話している相手の顔を見ることは、対面で話すときの基本ですからね。しかし、それは対面のときだから通用する常識です。オンラインでは、あなたがPC画面に映る相手の顔を見ていると、相手からはちゃんと自分の顔を見てくれていないように見えるのです。これでは、相手に伝えたいことを訴えかけることはできません。
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