衣装に「受けよう検診」、リングに立つ彼女の正体 女医の彼女が30歳でプロボクサーになった理由

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でも、そんなことを繰り返していると、「これに手を出しても、多分飽きるな」というのがわかってくるんです。

私の場合、運動系の趣味は比較的続くけど、練習する場所が限られるものや、大人数で練習時間を調整する必要があるものは性に合わない。

恋愛だって、たくさんの人と接する中で自分に合う人がわかってくるじゃないですか。数を打てば当たるの精神で、いつか自分にぴったりくるものが見つかればいいかなって思っています。

それに、これまでに飽きてしまった趣味も無駄だとは思っていなくて。そのときの自分には合わなかったけど、時間が経てばまたやりたくなるかもしれない。こうやって笑い話にもなっていますし、気楽に考えています。

発案した月経困難症の専門外来が新設された

仕事でも2021年7月、私が発案した月経困難症(生理痛)の専門外来が勤務先の大学病院に新設されました。

私みたいな若手の医者が専門外来を作る例はあまりないので、「私なんかがやって大丈夫かな?」って一瞬思いましたけど、教授も後押ししてくれて。これも、フットワークが軽いからこそできたような気がしますね。

実際のところ、月経困難症の治療はどこのクリニックでもできるんですけど、理解ある医師ばかりではないのが悲しい現実。

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