お金がドドっと集まってくる!簡単な3大習慣 あなたは大丈夫?「貯め込む習慣」からの脱却

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もう1つ大切なことがあります。投資に回すお金は、投資用に貯めたお金だけにすることです。投資にはリスクがつきものです。実際、投資で損をした人の話は枚挙に暇がありません。生活費や目的のためのお金に手を付けなければ、たとえ投資で失敗したとしても、いままでの生活を守ることができます。

3人のレンガ職人の話

イソップ寓話に「3人のレンガ職人の話」があります。旅人が歩いていると、汗水垂らしながら重たいレンガを運んでは積み上げるという作業を繰り返している3人のレンガ職人と出会いました。旅人は、「何をしているのですか」と聞くと、それぞれこう答えたそうです。

1人目のレンガ職人は「親方の命令でレンガを積んでいるんだよ」と答えました。

2人目のレンガ職人は「レンガを積んで壁を作っているのさ。この仕事は大変だけれどもお金が良いからね」と答えました。

3人目のレンガ職人は「後世に残る大聖堂を造っているんだ。こんな仕事にかかわることができてとても幸せだよ」と答えました。

3人とも同じレンガを積むという作業をしているので、報酬もほとんど同じはずですが、動機が全く違います。ここがミソで、同じことは投資にも当てはまります。「投資ブームだから」などと、世の中の風潮に流されて投資をする人は、絶対に成功しません。

「お金が儲かるから」という理由だけで投資をする人は、お金に対する執着心が強すぎて、利益が得られても程良いところで撤収ができなくなって、最終的に損をするケースもあります。

習慣③ 投資する目的を持つ

なぜ投資をするのでしょうか。お金を儲けることもその1つですが、それはあくまで「結果」であり、「目的」ではありません。

投資の目的は、社会をより良くするための製品やサービスのアイデアを持っているけれども、お金が無くてなかなか実行に移せない会社や人たちに資金を提供することです。

投資することで、そのビジネスが軌道に乗れば、結果的にその利益の一部が投資家の手元に入ってきます。目的と結果を履き違えないようにしましょう。その目的意識がしっかりしていれば、君の投資は成功に一歩近づけるはずです。そして、君の元に、お金がドドっと集まってくるでしょう。

N/S高投資部
えぬえす こうとうしぶ / Ns kotoshibu

インターネットと通信制高校の制度を活用する「ネットの高校」として話題を集めるN高等学校・S高等学校の部活動。高校生の時期から株式投資に挑戦することで、社会や経済の仕組みを実践的に学ぶことを目的としている。部員は、村上財団や角川ドワンゴ学園から提供される運用資金20万円を元手に、村上世彰特別顧問による講義やフィードバック、外部講師の特別授業を受けつつ、自分の頭で考えながら株式投資を実際に経験することで、お金や投資の本質について学んでいる。

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