「ツール・ド・東北2014」、2年目の飛躍

キラキラ丼は「日本一」の味、夢は世界有数のイベントへ

 

「応援してたら、応援されていた」――。9月14日に宮城県で開催された「ツール・ド・東北」は、「いまの東北」と「人の温かさ」を感じられるイベントだった。

三陸を肌で、足で、舌で感じる一大イベントに成長

女川汁(サンマのつみれ汁)、ホタテの浜焼き、南三陸シーフードカレー、ササニシキのおにぎり、サンマかば焼き丼、わかめまんじゅう、わかめスープ、フカヒレスープ、十三浜茶碗蒸し……、どこかの食堂のメニューのようである。

ところがこれは、ツール・ド・東北のエイドステーションでサイクリストたちに地元から無料提供された食べ物なのである。ツール・ド・東北は、今年で2年目。三陸を肌で感じ、ペダルをこぐ足で感じ、そして、各エイドでは舌で感じるイベントとして、よりパワーアップした。

自分が走らなくても、同じ食材は復興商店街で食べることができる。中でも有名なのが、南三陸キラキラ丼。季節ごとに海の幸が姿を変えて盛られてくるのが特徴。町おこしのために考えられた丼だが、震災復興で一気に注目を集めた。

お店によって、海の幸が変わるのも特徴。キラキラ丼だけを食べ歩くことも可能なのだ。南三陸さんさん商店街(仮設商店街)では、ツール・ド・東北応援に来た人たちが、キラキラ丼を食べながら一休みしていた。

冒頭の「応援してたら、応援されていた」は、実は、今年のツール・ド・東北のキャッチコピーである。9月14日、朝5時半、新設された最長距離220キロの「気仙沼フォンド」がスタート。モデルでトライアスロンの競技者である道端カレンも笑顔でライドする。2分おきに順次スタートを切り、次が170キロの「南三陸フォンド」、100キロの「北上フォンド」、そして60キロの「女川・雄勝フォンド」のスタートとなる。

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