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悩み・いじめ「子どものSOS」見逃さない質問のコツ 異変に気づいた時、注意が必要な「ある言葉」

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  • 岸田 雪子 ジャーナリスト・キャスター・東海大学客員教授・日本発達心理学会員
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SOSが、言葉に表れない子どももいます。

きょうだいや友だちに暴力をふるったり、反抗的な態度を取るなど、攻撃が外に向かう子。

おなかや頭が痛くなったり、夜眠れなくなるなど、身体に変化が出る子もいます。

理由も言わずに、保育園や幼稚園や学校に「行きたくない」と言い出す子もいます。そうしたサインの形も頭に入れておき、「もしかして?」と思うところがあれば、落ち着いて、子どもの話を聴く「キャッチに集中」の時間を取りましょう。

かける言葉としては、優しく「どうしたの?」がおススメです。

「どうしたの?」は、「あなたの変化に気づいているよ。力になりたいと思っているよ。よかったら話してね」という親の気持ちが伝わりやすいのです。

似た言葉で、「大丈夫?」もありますが、こちらは要注意です。

なぜなら、子どもは親を安心させたい思いがあるので、本当は大丈夫でなくても、「うん、大丈夫」と答えることが少なくないからです。

子どもが「なんでもないよ」と答えたとしても、いつも味方でいること、力になりたいと思っていることを伝え、注意して見守ってください。

「どうしたのか言わないとわからないよ」などと問い詰めると逆効果となります。

一番困っているのは子ども本人だということを忘れずにいたいですね。

親御さんが優しく話を聴いてくれただけで落ち着く子もいます。「聴いてもらう」という行為は、聴いてくれた人との間に居場所を作ってくれるんですね。大好きな親御さんに聴いてもらえることは子どもの大きな力になります。

子どもにとって家庭は、日頃から「条件なしに、ありのままのあなたをまるごと認めているよ」というメッセージなのです。

「言葉にできないサイン」を見逃さないために

「キャッチに集中」の大切さをお伝えしてきましたが、深刻ないじめや性的なトラブルなどには大人の介入も必要です。

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子どもは親のことが大好きで、いつも笑顔でいてほしいと願っています。
深刻なトラブルほど、「恥ずかしい」「困らせてはいけない」「怒られたくない」という気持ちから、SOSを発することができないこともあります。

その一方で、大好きな親に「助けてほしい」という矛盾した思いも持つものです。

言葉のないサインは、そうしたメッセージでもあります。

日頃から「条件なしに、ありのままのあなたをまるごと認めているよ」というメッセージを送っていることは、子どもがSOSを発するハードルを下げてくれます。

異変に気づいた時にも、親の側が慌てないことが大切です。

子どもが回復するための家庭という「安全基地」を守ったうえで、学校や保育園、幼稚園の先生方などと、冷静に連携して話し合いましょう。

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