“メディカルプア”を救え! アクサ生命の新がん保険
保険をくるりと変える--。こんなキャッチコピーで、アクサ生命保険の新がん保険のテレビコマーシャルが流れている。働き盛り、特に独身女性をターゲットに、がん罹患時の収入減に焦点を当てた「日本初の収入保障のがん保険」(松田貴夫・専務執行役員チーフマーケティングオフィサー)である。
がんは今や、日本人の死亡原因のトップ。2人に1人が、一生のうちに一度はがんと診断されるというデータもある。胃がん、大腸がん、肺がんなど、がんにかかるリスクは男性も女性もほぼ同じ。
乳がんは退院後が大変 従来型がん保険の限界
男性特有の前立腺がんの場合、罹患するピークの年齢は55~60歳。これに対し、女性特有のがんである乳がんと子宮がんでは、乳がんがここ数年急速に増加、しかも若年層の罹患率が高まっている。最近のがん統計によると、罹患年齢は35歳から急激に増え、45歳前後でピークを迎える。同様に、子宮がんも若年層の罹患率が高まっており、30歳前後から急激に増え、35歳ぐらいでピークをつける。
しかも、男性の前立腺がんは、がんの中で胃がんや大腸がんなどと比べ罹患率が低いのに対し、女性の場合、乳がん、子宮がんはほかのがん同様、もしくはそれ以上の罹患率となっている。特に乳がんはここ数年罹患年齢が若年化し、罹患率が高まっている。