“メディカルプア”を救え! アクサ生命の新がん保険
2004年に実施された厚生労働省の調査によると、「働いているがん患者の35%が解雇、あるいは退職」している。収入面においても「全体の38・7%が下がった」との結果が出た。また、25~44歳までの働く女性を対象にしたアクサ生命の調査では、56・2%の女性が「がん罹患後の収入減にリスクを感じている」と回答している。
とりわけ一人っ子の独身女性で、介護を必要とする親の分まで家計を支えているようなケースでは、状況はもっと悲惨なことになる。
また、晩婚化でこんなケースも増えている。男性40代半ば、女性30代後半で結婚、夫が家族のために死亡保障をメインとした保険に入ろうとしたが、若い頃の不摂生で健康診断の結果は「問題あり」。保険に入ることができなかった--、そんな話は珍しくない。やがて夫も妻も、いわゆるがん年齢に差し掛かったとき、無保険状態のままだった、ということが今後さらに増えそうだ。
治療費大の1年目に配慮 利益の一部を社会貢献に
このがん患者の収入・就労問題は、今まさに社会問題化しており、保険だけで解決する問題ではない。だが、若い女性の多くがこうしたリスクについて真剣に考えているかどうかというと、甚だ心もとない。
「少子化の中で、独身者がここ数年急速に増えている。このマーケットに向けて社会的にも意義のある商品が開発できたと自信を持っている」(マーク・ピアソン社長兼CEO)。アクサの収入保障のがん保険が生まれた背景には、こうした社会的な問題があった。
この収入保険は、2種類。�型の5年確定年金と、�型の5年保証期間付有期年金(いずも年金原資額で最高2500万円)。また、年金に代えて、未払い年金現価(�型は確定期間、�型は保証期間)を一括して受け取ることもできる。特に、がんに罹患した場合は、1年目の治療費が高額化する傾向にあるので、「1年目年金倍額支払特則」を付加することもできる。