2022年こそ始める「投資信託」超初心者向けに説明 普通預金と投資信託では20年後に大きな差

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普通預金の近年の金利は0.001%ほど。元本割れはありませんが、大きく増やすことはむずかしいもの。一方で、投資信託を積み立てた場合の利回りは、始める時期や商品などによって異なりますが、過去の実績では、一般的には1〜5%ほどのものが多く、増やせる可能性があります(将来の利回りを約束するものではなく、マイナスになる場合もあります)。

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また、投資信託の積み立ては、長く続けるほどお金の増え幅が大きくなる傾向にあるので、思い立ったらすぐにスタートし、途中で解約せずに長期で続けていくことが大切です。

なお、投資は余裕資金で始めましょう。余裕資金とは、万一なくなっても、日々の生活や今後の予定で困らないお金のこと。もし生活費や教育費、住宅や車などを買うためのお金を投資にまわして、減ったり、なくなったりすると、生活や人生設計がくずれてしまうので要注意。まずは100円や1000円ほどの少額からスタートして、投資経験を積んでみることをおすすめします。

普通預金と、利回り3%・5%の投資信託の20年後の差は?

[例]毎月1万円を20年間、普通預金または投資信託で積み立てた場合の比較
※金利0.001%の普通預金で積み立てた場合を想定。3%、5%は、投資信託の過去実績からの一般的な利回りをもとに試算しています。
※金融庁HPの資産運用シミュレーションにて試算。
※手数料や税金を考慮せず。
※将来の運用成果を予測し、保証するものではありません。(出所:『お金の増やし方』)
西山 美紀
にしやま みき / Miki Nishiyama

出版社で編集・マーケティングを経験後、2005年に独立。ファイナンシャルプランナーの資格を取得。「Oggi」「Marisol」「mi-mollet」「エクラ」「All About」「日経DUAL」「クルール」など雑誌やWEBなどで、女性の生き方やマネー、インタビューをテーマに取材・執筆・記事監修、講演活動を行っている。著書に『お金が貯まる「体質」の作り方』(すばる舎)、『お金の増やし方』(主婦の友社)。一男一女の母。

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