2回目のデートは、彼女の会社のそばにある大型書店。一緒に書棚を見ながら、浩さんは「好きです」と言ったそうです。なかなか勇気ありますね。50代男性の中には、「結婚相談所がまとめろよ」という人もいます。自分は何もしない。気持ちも伝えないし、プロポーズも「そんなの照れくさくてやれるか」「結婚相談所なのだから、お互い結婚前提で必要ないだろう」と言う。
しかし、浩さんはちゃんと自分の気持ちを「好きです」と4文字で伝えました。クリスマスイルミネーションの雰囲気にも助けられたと言います。余談ですが、婚活現場ではクリスマスイブのプロポーズが多く、実際に今年も12月24日、25日に複数組がプロポーズすることが決まっています。
再婚希望男性は2パターン
2回目のデートの後、浩さんから「素晴らしい人に会えた。嬉しい。ありがとうございます」と連絡が来ました。香織さんは「昔から知っている人みたいな空気感だった」と言っていました。
普通は初めて会う男性の前では緊張して言葉を選びがちなのですが、浩さんに対してはそういうことがなかった。その時、「家族ってこういうものなんだな」とはっきりと結婚後のイメージが持てたそうです。そんなふうにイメージできた人は浩さんが初めてだそう。そして、2人はお見合いから1カ月半ほどで入籍しました。
再婚希望の男性には2パターンあります。前の結婚と向き合えないまま婚活を始めた人は、やはりうまくいかない。現実を見ずにただやたら「若い女性がいい」とばかり言う人が少なくありません。
浩さんの場合は、自分で離婚した原因と向き合い、「あんな時にこんなことを言っちゃいけない」「2度と同じ間違いを繰り返さないようにしよう」としっかり反省し、婚活に生かしました。その点も成功のカギとなったように思います。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら