結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、急激に変わっている日本の婚活事情について解説する本連載。今回はデートにおける女性側の「世代間ギャップ」について解説します。
年収3000万円の男性とのお見合いを拒否
コロナ禍で人と会うことが制限されている中、家族のよさや結婚が見直されるようになり、婚活する人の年齢層の幅が広がっています。新卒1年目の20代もたくさん参入していますし、50代、60代も増えました。
世代によって価値観、結婚観が違うのは当然のことではありますが、意外なことに、世代としては近い30代女性と40代半ばの女性の間にも、はっきりとした世代間ギャップがあるように感じます。 30代前半の年収1200万円の女性、真由さん(仮名)。
先日、年収3000万円の30代男性とのお見合いをご提案しました。すると、「いえいえ、3000万円は私が稼ぐので、3000万円の男性は望んでいません」とやんわり断られました。
「お互い3000万円あったら、なおいいのでは?」「いや、3000万円稼ぐ男性は、家事をしてくれる女性がご希望かもしれません。私も家事をしてくれる男性のほうがいい。無職でもいいくらいです」と真由さん。
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