単に「遊び」が目的であれば、まだチヤホヤしてくれる男性はいるかもしれませんが、結婚となると今の男性の目はシビアです。一緒に稼いでくれるのか、生活能力があるのか、自分が仕事でうまくいかない時にサポートしてくれるのか……。一生その人と添い遂げるための判断をします。 40代半ばの「お姫様きどり」の女性と会った男性に言わせると、「結婚後の生活費の話になるとまるで話にならない」「お金の話になると、高い要求をしてきてしんどい」「友だちとして遊ぶのはいいけれど、結婚したときのイメージがわかない」と言います。共に生きる感じがしないので不安になるようです。
相談所を複数はしごする人も
こうした女性たちに、「逆にあなたは男性に何をしてあげられるのですか?」と問うと、みなさん「私のほうが少し若い」などと言います。確かに若い女性を好む男性がいることは事実ですが、そういう男性は、20代の女性を求めます。
生活費を全面的に出してもらう代わりに、割り切って家事に徹するのかと思えば、家事は「分担してほしい」「ある程度はやってもいいけど……」という人が多い。 このようなタイプの女性は、やはり婚活で苦戦します。結婚相談所が2カ所目、3カ所目という人も少なくありません。「前の相談所のアドバイザーからは『そんなにきれいなのに、なぜ結婚できないのかしら』と言われた」と、結婚できない原因に正面から向き合おうとしません。
「条件のレベルを下げないと結婚できませんよ」と厳しく指摘した相談所に対しては「あの相談所は意地悪」とまったく取り合わない。 こうしたタイプは「自分は稼いでいる」と自信を持っていますが、1000万円、1500万円と稼ぎながらさらに上を目指そうと努力し続けている30代女性からすると、年収だけでなく意識の高さも到底及びません。10歳も違わない両者ですが、ここで大きな意識の差が生じているのです。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら