老後のお金が心配な人がやりがちな5つの勘違い コロナ禍以降、投資を始める人が急増した現実
この投資法は、数千円の元手からでも始められます。中長期で運用すれば損をするリスクもかなり低く、しかも、いちど購入してしまえばほぼ何もしないでほったらかしにできます。なにより、せっかく得た利益を税金でごっそり持っていかれるという悲しいこともありません。今すぐ「つみたてNISA」を始めれば、毎月3万3333円の積み立てで、老後2000万円問題はあっさり解決してしまいます。
「つみたてNISA」を活用していないのに老後資金が心配などと言うのは、歯ブラシがあるのに歯磨きをせず、虫歯が心配だと言うようなもの。にもかかわらず、いまだに「つみたてNISA」すら始めていない人がまだまだ多い。金融弱者にならないためにも、一刻も早く始めるべきです。
1億円長者の3割は「サラリーマン投資家」
お金が増えない人の特徴①「自己投資を軽視している」
投資を始めるのが面倒で、二の足を踏んでいる人もいるでしょう。リスクが怖いという気持ちもわかります。ですが、この機会によく考えてみてください。なぜあなたは「お金が増えない」現状を「お金が増える」方向に変えようとしないのか、なぜ変えることができないのか。それには理由があるはずです。
セミナーや講演、YouTubeなどでお金の相談を受けることがよくあるのですが、みなさんのお話を伺っているうちに、お金が増えない人には5つの特徴があるということがわかってきました。
まず、ひとつめは「自己投資を軽視している」こと。結局のところ、お金を増やしていきたいとき、本業で得られる収入、副業での利益、そして、投資での利益をいかにして増やしていくかがテーマになります。そして、本業や副業での収入を増やすためキャリアアップやスキルアップをするときに自己投資は欠かせません。
「お金を増やすために自己投資が欠かせないだなんて、なんだか遠回りをしているな」と感じる人もいるかもしれません。でも、日本で「億万長者」になっている人の中には、実は普通のサラリーマンも含まれているのです。
日本の個人投資家1000人を対象にした調査によると、1億円の資産を築いた投資家の3割は、本業のあるサラリーマン投資家であり、しかも、サラリーマン投資家の世帯年収は1000万円以下の人が4割を占めていたそうです(『日経ヴェリタス』2017年8月13日号)。
拡大解釈になりますが、途中で脱サラしたりした人も含めれば、私の感覚では6割にのぼります。つまり、どこにでもいるような「普通のサラリーマン」が、あなたの知らないところで、続々と「億万長者」になっているわけです。
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