老後のお金が心配な人がやりがちな5つの勘違い コロナ禍以降、投資を始める人が急増した現実
なぜ「サラリーマン投資家」が成功するのか。それは、本業による収入が確保されていると、投資に向き合うときに心の余裕を持てるからです。
投資において、余裕がない状態というのは、とても危険です。とくにつねに相手がいる株式投資では、不利に働くことになります。本業や副業をおろそかにして収入が不安定だと、心がいつも追い込まれた状態になり、誤った判断をしかねません。だからこそ、できるかぎり本業や副業による収入を増やして、投資にお金を回していくことが、個人投資家の必勝パターンだといえます。
まずは「自己投資」をしてください。自己投資を怠っていると、本業や副業で「自分で働いてお金を稼ぐ力」が弱くなってしまいます。自分のスキルやキャリアをアップさせましょう。そうしなければ、いつまでたっても投資に回せるお金を増やせません。
まずは投資を始める
お金が増えない人の特徴②「元手がない、時間がない、知識がない」
2つめは、お金がない、時間がない、知識がないと言って、まだ投資をしたことがないという人です。こんな人は、何よりもまず「投資を始める」ことが大切です。
前述した「つみたてNISA」など、元手が少なくても始められ、リスクが少なく、貯金感覚でできる投資法があります。今は、ネットですぐに証券口座を開設できます。証券口座を開設して、自動の積み立て購入の設定をしてしまえば、あとは何もする必要はありません。
お金が増えない人の特徴③「投資のリスクを恐れている」
3つめは、投資のリスクを不安視して二の足を踏んでいる人です。「不景気になったら株価が下がって損をする」ことばかりに気を取られています。
たしかに景気は、いいときもあれば悪いときもあります。しかし、長期スパンで見てみると、世界経済は山あり谷ありを繰り返しながら、200年以上にわたって拡大を続けています。
資本主義社会は「今よりも豊かな生活をしたい」という欲望のもとで、それぞれが「自分の利益を追求する」ことで成り立っています。それが社会を動かす原動力となり、経済も市場も右肩上がりになることが前提になっています。つまり、資本主義社会が続いているかぎり、世界の経済成長も続いていくのです。
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