「25歳女性」にこだわる50代婚活男性たちの持論 同世代のキャリア女性には目もくれない

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50代の会社経営者男性・和之さん(仮名)は、以前、30歳、35歳、40歳、45歳の4人の女性と弊社でお見合いをしました。30歳とのお見合いは楽しそうにしゃべっていました。ところが35歳になると、少し声が暗くなり、40歳と45歳はもうほとんどしゃべらない。あまりの変わりぶりに驚きました。

和之さん自身は、婚活市場ではいわゆる「条件がすごくいい男性」。会社経営者ですし、50代でバツイチではありますが、それはそれなりに経験豊富。ですからお見合い前は、女性たちはみな喜んでいました。しかし、実際に会ってみると、年相応の会話ができない。女性側はキャリアウーマンですから、経済の話題などの会話をしようとするのですが反応が薄い。

おそらく、ふだん若い女性とばかり会っているので、何を話していいかわからないのでしょう。40代女性たちに対して「バカにされるのではないか」という怖れもあって小さくなって話せない。お見合い後、女性に「どうでしたか?」と聞いたところ、「会話にならないですよね」「ニコニコされていただけでした」と言っていました。

婚活アプリを使っている人も多い

年相応の会話に不慣れなためか、マナー違反もありました。その1つが、容姿のことをほめること。通常、初対面のお見合いの場では遠慮や礼儀として容姿のことには触れません。しかし、和之さんは会話の糸口がないのと、とりあえずほめれば女性が喜ぶと思っていたようで、「きれいですね」「スタイルいいですね」「その服似合いますね」といったことを連発していました。

婚活アプリを使っている人も多く、パパ活のように取っ替え引っ替え女性にお金を使っては、結婚できずに痛い目にあっている男性もいます。結婚には至りませんが、アプリでは一応「モテた」ので「結婚相談所に入れば結婚してくれる人がいるだろう」「結婚したらもうお金を使わなくていい」「効率よく恋愛ができる」と考えて結婚相談所に入会し、「恋愛したい」と堂々と言う50代男性も少なくありません。結婚相談所はそういうところではないと説明しても、聞き入れてくれません。

デートでは「何も物をねだってこないのはつまらない」そうです。キャバクラ嬢やパパ活女性と付き合ってきたので、女性に物を買うことに慣れているし、そこに喜びを感じるのでしょう。真剣に婚活している堅い女性とは合わない。もっとカジュアルにスキンシップをしながら甘えてきて、おねだりしてくるような女性を求めているのです。

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