ユニクロ快進撃に異変 秋冬商戦の高いハードル

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 だが、ふたを開けてみれば想定外の販売不振が待ち受けていた。「価格帯やデザインの種類を増やしたことが、逆に消費者にわかりにくかったようだ」(大西秀亜CFO)。

これまでなら大型商品の不振は、別商品でヒットを積み重ねて補うことができた。だが今回、“総合力”は機能せず。昨年よりもアイテム数を増やした結果、逆に「売り場でメリハリをつけられなかった」(大西CFO)。またTシャツの売れ筋商品では品切れが発生し、機会ロスを招く悪循環に陥ってしまった。

足元では夏の機能性肌着「サラファイン」「シルキードライ」が好調で、前期の大ヒット商品「ブラトップ」の人気も継続している。しかし高単価なジーンズ商戦の大失敗を補うのは難しい。

ファーストリテイリングの柳井正社長は本誌取材に対し、「アップがあればダウンもある」と動じる様子はない。とはいえ、社内では「(改善策を)どんどんやれと(柳井社長から)指示が出ている」(大西CFO)という。秋冬に向けて、UJの中間価格帯を整理して訴求商品を絞り込むなど軌道修正を進めている。

リバウンドの危険

今年の秋冬商戦は、ユニクロにとって正念場となる。“リバウンド”という高い壁が待ち受けているからだ。

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