ユニクロ快進撃に異変 秋冬商戦の高いハードル

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ユニクロ快進撃に異変 秋冬商戦の高いハードル

絶好調を謳歌するファーストリテイリングに、“異変”の兆しが現れた。

7月8日、2010年8月期の業績予想を下方修正すると発表した。悪化の原因は、国内ユニクロの売り上げ不振。3~8月期の営業利益は、前年同期比で15%弱落ち込む見通しだ。

変調は、今年に入って現れた。1月の既存店売上高は、6カ月ぶりのマイナスに転落。2月はプラスへ転じたが、3~6月の既存店売上高は前年同期比7・4%減に後退した。天候不順の影響もあるが、直近の6月も5・8%減と振るわず、堅調だった同業のしまむらや総合スーパーのイオンと明暗が分かれた。

敗因についてユニクロは、天候不順とマーケティングの失敗を挙げる。中でも決定的だったのが、2月に立ち上げた「UJ(ユニクロジーンズ)」の不発だ。

総合力が機能せず

ユニクロでは、毎年1000万本以上のジーンズを売り上げている。1社で販売する本数では日本一の規模で、これまでもスキニージーンズやカラージーンズなどで自ら流行を創り出してきた。UJは「最大のマーケットポテンシャルを持ったジーンズを、大きく飛躍させる」(大苫直樹COO)と、最も力を入れたプロジェクトだった。

価格は従来の3990円に加えて、1990円と2990円の3価格帯で展開。デザインも豊富にそろえた。大型店では複数箇所に売り場を設け、万全の体制で挑んだ。

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