2位は自動車向けなどの超硬工具メーカー上位であるダイジェット工業の6.75%(21人)。2010年度8.36%(23人)、11年度7.11%(21人)と高い水準を続けている。
3位は前年まで2年連続1位だったヒューリックの5.30%(6人)。ダイレクトメール発送等の業務を行う「ヒューリック杉並オフィス」などで障害者雇用に取り組んでいる。2010年度5.71%(6人)、11年度5.66%(6人)と人数は3年間同じだが、前回は調査に回答しなかった上位2社が今回登場し、ヒューリックの順位を3位まで下げた。
4位は価格比較サイト「価格.com」を運営するカカクコムで、5.08%(24人)。2010年度1.22%(4人)、11年度2.44%(10人)と人数、比率とも着実に向上している。
以下、5位サガミチェーン4.55%(23人)、6位リヒトラブ4.33%(11人)、7位ノーリツ鋼機3.89%(17人)、8位TOHOシネマズ3.87%(74人)、9位ハリマ化成グループ3.70%(15人)、10位ツムラ3.65%(103人)と続く。
障害者雇用人数では東芝の1788人が圧倒
雇用率から雇用人数に着目してみよう。ランキング100位内で最も多く障害者を雇用している会社は、85位の東芝で、その数1788人(2.24%)。以下、48位西日本鉄道704人(2.43%)、68位ブリヂストン546人(2.31%) 、53位ホンダ489人(2.38%)、1位エフピコ369人(16.10%)といった企業が並ぶ。会社規模を鑑みると、エフピコの存在感はここでも際立っている。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら