地域主権の近未来図 増田寛也著

地域主権の近未来図 増田寛也著

「地域主権」とは民主党が使いだした言葉で、これまで用いられてきた地方分権と同義である。本書は、岩手県知事として地方の政治を担ってきた著者が、これからの地方分権のあり方を説く。

分権を進めるとは、権限やおカネを国から都道府県や市町村に移すこと。つまり、政治の決定権を身近な自治体が持つことでもある。優秀な医者を増やす、国際化の中で英語教育を充実させる、子育てしやすい環境をつくるなどでも、独自の政策が実行できるようになる。そうなれば、税金の使い道にも納得がいくに違いないという。

地域の政治を他人任せにせず、住民一人ひとりが自覚的になることが市民生活を豊かにする第一歩だとわかる。

朝日新書 735円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 就職四季報プラスワン
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • ブックス・レビュー
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
銀行員の出世コースに見られ始めた大きな変化
銀行員の出世コースに見られ始めた大きな変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日本企業は米中の板挟み<br>全解明 経済安保

先端技術をめぐる米中の争いは日本に大きな影響をもたらします。海外からの投資は経済を活性化させる一方、自国の重要技術やデータが流出し安保上のリスクになる可能性も。分断の時代に日本企業が取るべき進路を探ります。

東洋経済education×ICT