「本当は働きたい」願望に火をつける 主婦のパートタイム派遣で急成長

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インターテックで営業事務の仕事をする主婦、岸田直美さん(撮影:ヒダキトモコ)

今や「しゅふJOB」によって、主婦派遣を導入したいという企業は後を絶たない。中小企業ばかりでなく、大手企業からも問い合わせが相次ぐ。ビースタイルは、創業から11年目の13年6月期には売上高37・8億円、営業利益は1・3億円と過去最高益を記録。14年6月期も売上高43億円と順調に伸ばした。さらなる基盤固めに向け、人材の前倒し採用や新規事業への投資も行う。エンジニアを採用し、オペレーションのデジタル化も進める。株式公開については考えていない。

目下、社会の注目は、主婦活用に集まっている。「社会は今年がようやく元年という感じ。10年くらい先がけてやってきたが、これまで道を切り開いてきたという自負がある。参入が増えても負けることはない」。三原氏はそう胸を張る。目標は売上高1兆円と高く掲げる。「社会が抱える課題をビジネスで解決していきたい」とがぜん強気だ。

堀越 千代 東洋経済 記者

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ほりこし ちよ / Chiyo Horikoshi

1976年生まれ。2006年に東洋経済新報社入社。08年より『週刊東洋経済』編集部で、流通、医療・介護、自己啓発など幅広い分野の特集を担当してきた。14年10月より新事業開発の専任となり、16年7月に新媒体『ハレタル』をオープン。Webサイト、イベント、コンセプトマガジンを通して、子育て中の女性に向けた情報を発信している

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