〈中東〉の考え方 酒井啓子著

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
〈中東〉の考え方 酒井啓子著

中東情勢は、何かと複雑でわかりづらい。この地域がどんな経緯で今に至ったのかを専門家が解説する。

ヨーロッパの植民地主義の犠牲になった人々。いまなお続くイスラエルとパレスチナの対立。アラブ人とイスラム教の関係。オイルマネーで発展してきた産油国の歴史。冷戦構造の中で米ソの思惑に振り回されてきた国々など。

著者は、これらを一つひとつ丁寧に読み解きながら、中東諸国がいかに国際政治のツケを払わされてきたか、そして、そのツケが再び国際政治に跳ね返ってきたかを語る。

また、中東諸国の人たちが国際政治に翻弄されつつも、ネットや衛星放送を駆使して、アイデンティティを模索する様子なども伝えている。

講談社現代新書 798円

  

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事