低炭素社会 小宮山宏著

低炭素社会 小宮山宏著

「低炭素社会」とは、「化石燃料の燃焼などによるCO2の排出をできるだけ減らした社会」、言い換えれば「エネルギーをできるだけ無駄にしない社会」のことを指す。

エネルギーをどこでどれだけ減らせるか。著者の削減案の核心は、全体の半分以上を占める「日々のくらし」に使われるエネルギーを現在の2割にとどめようというもの。いいことずくめの高断熱住宅、お湯づくりの常識を変える、日本に最適な太陽電池、1人乗り小型自動車の導入、産業輸送も長距離物流は鉄道へ、ほか、具体的に「正しい減らし方」を提示する。

化学工学専攻で環境技術の第一人者の前東大総長による、理詰めながら明快平易に書き下ろされた啓蒙書。

幻冬舎新書 798円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 映画界のキーパーソンに直撃
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 親という「業」
  • コロナ後を生き抜く
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
正規と非正規「格差訴訟」<br>判断が分かれた最高裁判決

非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

東洋経済education×ICT