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スティッチ、シニアの孤独はこう解決する! シリコンバレーの注目イベントで光った企業

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会員の安全確保のため、実名での登録が必須になっているほか、メンバー登録の際にバックグラウンドチェックも行われる。プロフィールに趣味や趣向などを登録すると、近所の会員の基本的な情報を閲覧できるようになる。現在、1日1人プロフィールしか閲覧できない無料サービスのほか、月額9ドルのベーシックプラン(プロフィールの閲覧は無制限)と月額19ドルのスタンダードプラン(プロフィールの閲覧は無制限、ネット電話の利用が可能)を設けている。また、互いに気の合う相手と情報を交換する際にも、たとえば名前と住所のみなら5ドルといった課金も行っている。

デモデイでプレゼンを行った、共同創設者のマーシー・ロゴ氏。多くの投資家たちの関心を集めた

今回のデモデイでは、共同創設者のマーシー・ロゴ氏がプレゼンを行った。ロゴが、欧米諸国の人口の35%は50歳以上で、その人口は今後2倍に増えると見込まれているほか、米国の富の70%を握っていると説明すると、会場からの注目が一気に集まった。

実際、デモ後、オンラインビジネスサイトのベンチャービートが今回のデモデイのトップ5に取り上げたほか、地元のビジネス誌『シリコンバレービジネス』が今回のお気に入りの7社の一つに選ぶなど、メディアの評判も上々だった。

日本での展開も検討?

会場を訪れたある日本人投資家は、「ソフトバンクの孫正義社長が、これから解消すべき課題は孤独だと語っていたが、スティッチはそのコンセプトにあっているスタートアップだ」と話す。スティッチによると、デモデイ後、投資家から新たに出資の話も舞い込んできているという。

スティッチはまず米国、英国、カナダ、オーストラリアと英語圏で事業を展開するが、今後は「アジア太平洋地域、特に日本に興味がある。この12月には日本に行く予定だ」とダウリング氏。人口の高齢化が急速に進む日本でも、スティッチがシニア層の孤独を解消してくれる日がやってくるかもしれない。

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