車椅子を変身させる「取り付け可能な動力」

<動画>パワーアシスト付きでラクラク移動

ジョージ・アルバラドさんはハンドサイクルの利用者だ

3年前、25歳のジョージ・アルバラドさんのすべてが一変した。彼はあるパーティーで背中を刺されたのだ。刃が脊髄を切断したため、胸部から下に麻痺が残っている。

「自分の身に何かが起こったことはわかりました。病院で目を覚ますと医者が説明を始めて、それでみんな飛び上がるような衝撃を受けて。でも、僕は死なずに生きていられてありがたいと思いました」

車倚子を動かすのは大変だった

命を取り留めたものの、アルバラドさんは退院してから数カ月間にわたって、落ち込む日々が続いた。車椅子での生活に慣れるのに苦戦していたのだ。適応が最も大変だったことの1つが車椅子で、動作をさせる際に、痛みと不自然さを感じていた。

状況が変わったのは、彼の車椅子に取付式のハンドサイクルを接続し、三輪車のようなものに姿を変えてからである。これで可動性が向上したのに加え、ハンドサイクルのおかげで社会の一員に復帰したような気持ちになった、とアルバラドさんは言う。車椅子で立ち往生どころか転倒するかもしれないという不安を払拭している。

「車椅子に乗っているときは、転倒の可能性があるので絶えずちょっとした凹凸を探すことになります。平らな地面にも亀裂みたいなものはありますからね。わずか1インチか2インチ高いやや傾斜したカーブ上るのにも、車椅子から身をよじらなくてはなりません。これがあれば、そんな心配はなくなります」(アルバラドさん)。

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